豆知識★フローリングの工法
2023.09.18 賃貸管理
今回は健忘録として★
フローリングの物件で、床がフニフニした感触に感じることはありませんか??
なんだか、沈む感じ・・・
これは【根太 ねだ】の劣化(または腐食など)が原因かもしれません!!
この感触がもっとひどい状況になり、床が抜けてしまった築浅物件があります。
その原因の究明と過失の有無、過失の所在を明らかにするために、まずはフローリングを貼るときの工法から紐解いていこうと思います。
まず、フローリングを貼る工事方法は2つあります。
①根太貼り工法 ②捨て貼り工法
①根太貼り工法は、基礎の上に土台→すのこのように角材を並べ、打ち込む。
このすのこのように並んだ角材が【根太】です。
(この根太が家具や居住者の体重を支えてくれる役割をしています。)
そして、その上にフローリング材を直接貼り付ける。
すのこの上に直接板を貼ると、交互に空洞ができますね。
空洞がありますので、たわみやきしみが感じられやすいのはこのためです。
※かなりざっくり簡単な説明です。※
しかし、明らかに沈む感じがする・床がベコベコしているときは、
この根太が劣化してしまっていることが考えられます。
→床下のチェックが必要な時期かもしれません👀
ちなみに捨て貼り工法は、このすのこの上にもう板を敷き詰めて、
その板の上にフローリング材を貼るのです。
根太工法よりも支えが強固です。
そして、今回問題になっている物件は
根太工法です。
床がふにふに、抜けている・・・明らかに根太の劣化現象ですね💡
たわみ・きしみがひどい場合は、
根太がだめになってしまう原因を突き止め、解消し、根太の修理が必要になります。
よくある原因としては、湿気です。
根太工法は床下の湿気が上がってきやすいそうで、
防湿対策で防湿シートなどを入れているケースもあるそうです。
在来工法で作られた浴室がある場合は隙間から漏れ出た水分の影響で、
根太を腐らせるケースも多いようです。
木材ですから、湿気に弱いのは納得ですね💡
床材の種類や相性、築年数などもふにふにの原因になりますので、
こういった知識を持って工事業者さんとお話しができれば、
経年としてある程度許容すべきものか早急に工事が必要なのか等の判断の材料にもなると思います!
なぜ大工工事が必要なのか?どうして工期が長くなるのかなど、費用面の納得感も違ってくるかと思います。
ご自身で物件に行かれた際にチェックポイントに役立てることもできますね💁
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